助長補短
【助長補短】「じょちょうほたん」文責・登記商号宮本総合事務所・行政書士宮本良三
長所を伸ばし、短所を補うこと。「長を助け短を補う」とも読む。
個人情報保護法の扱いが取り沙汰されています。「個人情報ですので取材をお断りします」と記者連中でさえも断られるそうです。病院では、「面会簿」が受付に置かれなくなっています。入院患者のネームプレートも部屋に掲げなくなりました。異常事態ですね。
繰り返しますが、今年五月一日から改正戸籍法が施行されます。連動して住民票の扱いも戸籍同様に「原則非公開」となるようです。戸籍を無理無理とるような事務をしている調査事務所では、業務がやりにくくなることでしょう。
興信所・探偵事務所などの調査業者は、「原則非公開」という改正戸籍法を手玉にとるべきと思います。依頼主が求めても、「戸籍は扱いません。」と拒否する時代に入りました以前は依頼主の求めに応じて住民票をとり、生年月日や本籍などを簡単に報告していました。これからは、それら全てが調査依頼項目であり、お宝情報に変化するのです。
依頼主が求める「生年月日」「本籍」が調査項目になるのです。判明すれば成功報酬を受け取る契約でもかまいません。調査業者の世界は、戸籍や住民票の扱いが厳しくなれば、なるほど、有利になるのではありませんか。依頼者の「知りたい」が増殖されるのです。
「推定される」という報告内容が主流となるかも知れません。生年月日や本籍を書くと、「この情報は何処から取材してきたのか。」と報告書が一人歩きした場合に困ります。調査業者の書く報告書は、裁判の証拠に採用されます。推定報告は、様々あります。
例えば「宅建業免許」を受けている申請者の場合は何が推定されるでしょうか。彼は免許を受ける際に、「成年被後見人及び被保佐人に該当しない旨の登記事項証明書」を役所に提出して免許を受けています。宅建免許業者の彼は登記事項が推定されるのです。
調査関係者は推定を上手に使い、安全な業務を遂行すべき時代に突入しているのです。
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