道聴塗説
【道聴塗説】「どうちょうとせつ」文責・登記商号宮本総合事務所・行政書士宮本良三
道ばたで聞きかじったことを、数秒後には人に知ったふりをして話すこと。人の話を一度心にとどめて自分のものにしないこと。
ぼくの意見は、体験がベースにある。体験のないことを専門家としてアドバイスなど出来ない。専門家の意見は、私見に過ぎない。相談者の心ない中傷により、真摯なアドバイスに躊躇が見え隠れしてきた。ぼくの脳裏には、専門家としてのアドバイスをやめるべきかそれとも、このまま衣の下に鎧を隠して、相談者を欺くべきか、悩んでいる。
相談者は無料が当たり前でいる。あるサイトで無料相談を引き受けているが、馬鹿馬鹿しい相談も多い。専門家のぼくは、相談者に「馬鹿馬鹿しい」と苦情は言えない。しかし、相談者の方は得意気にして、ぼくを名指しで批判できる。サイト管理者は無鉄砲で当てずっぽうの相談者のクレームを鵜呑みにする。そして立場の弱いぼくを威嚇するのである。
サイト管理者は、クレーマー対策に通じる必要がある。「アドバイスですから」と逃げる余地が必要である。相談者の馬鹿馬鹿しい質問内容に、いちいち辞書やネットサーフィンして調べるには、余暇的な限度がある。無料奉仕であるから、内容にも限度があるものだ
サイト管理者は、相談者になにを求める。完璧な質問もなければ、完璧な回答もあり得ないものだ。あくまでもアドバイスであるべき回答に対して、難癖をつける相談者も非難されるべきであるが、相談者の言うがままに振り回されるサイト管理者も腰抜け、腑抜けである。昔、上がアホやから困る、とスポーツキャスターか、なにかが言った気がする。
相談者の寄せる相談内容は、抽象的である。完璧を求める者の相談ではない。抽象論にはアドバイスも抽象的になるざるを得ない。無料相談のサイトに相談すれば、なんでも解決できると思う方が、頭がおかしい。無料でクギの打ち方を職人が教えるか。無料で書類の書き方を教えるか。無料で法律の難しさを教えるか。無料相談は限界があると知るべきだ相談者の言いなりサイトは、最早審判を下せる立場ではない。専門家は良質の回答ではなく、言いなり回答が望まれている。サイトにおいても、組織の圧力が甚だしく感じられる
| 固定リンク


コメント